ついんてっく

双子のエンジニア(兄:web、弟:インフラ)が気になること、今やってるプロジェクトとかについて書きます。ぶっちゃけ1人でやって続かなかったから監視体制を置いたのが強いサボりん坊や

AWS仮想サーバ構築ーVPCの作成②

どうも、弟です。

前回はVPC作成の記事を書きました。

twins-tech.hatenablog.com

今回は、サブネットを作成し、前回作成したVPCをサブネット分割していこうと思います。

サブネット分割の理由

サブネット分割とは、作成したネットワークをさらに細かく分割する技術のことです。
IPアドレスの後ろについている「/16」や「/24」がサブネット(サブネットマスク)であり、 「/24」の場合は、「IPアドレス32bitのうち、前詰め24bitはサブネットである」ことを意味しています。
この場合、端末を区別するための割り振りは、残り8bitで行うこととなります。
そのため、「/24」で分割されたネットワークでは、「10.0.1.1」と「10.0.2.1」は別ネットワークとなり、ルータ等のネットワーク機器を介さなければ 通信することができないということです。

サブネット分割を行う理由としては大きく以下の理由と考えます。

例えば、ネットワークの管理についてですが、一つの組織の中で複数の部署A、B、Cが存在し、 部署Aの人間だけが閲覧できる資料が存在するとします。
端末のIPアドレスをキーに、閲覧制限をかけることも可能ですが、人数の増減に 合わせて対応が必要となってくるため、あまり柔軟ではありません。
そこで、ネットワークをサブネット分割し、特定のアドレス帯を部署Aに割り与えることで、 部署Aで人数の変動があったとしても問題なくネットワークの制限をかけることができるというわけです。

サブネットの作成

それでは、AWSで実際にサブネットを作成していきます。

1.VPCダッシュボードからサブネットを選択します。
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2.サブネットのコンソール上部から、サブネットの作成を選択します。
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3.サブネットの作成画面にて、必要な情報を入力し、作成をクリックします。
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・ネームタグ・・・サブネットの名称
VPC・・・どのVPCを対象とするかの選択。作成したVPCがプルダウンで選択可能
アベイラビリティゾーン・・・アベイラビリティゾーンを選択※
・CIDRブロック・・・サブネットに割り当てるネットワークを指定
アベイラビリティゾーンはどこのデータセンターでAWSを利用するかのことです。
 特にこだわりがなければ東京(ap-northeast)で問題ありません。

以上でサブネットの作成は完了です。
次回はAWSのルーティングを設定していきます。
では、また