AWSの概要とサービスの種類
どうも、弟です。
前回の記事で、仮想サーバとは何かを説明しました。
今回は仮想サーバの中でも、現在勉強している「AWS(Amazon Web Services」の概要と主なサービスの種類について説明しようと思います。
AWSとは
AWS(Amazon Web Services)とは、Amazon社が提供するクラウドサービスのことです。
ネットワーク経由で、仮想コンピュータやストレージをはじめとする様々なサービスが提供されています。
現在は30種類以上のサービスが存在し、クラウドサービスとしては最大規模を誇ります。
クラウドとは
クラウドとは、クラウドコンピューティングの略で、ハードウェアやミドルウェア、アプリケーションを
ネットワーク経由で提供するサービス形態になります。
クラウドサービスは、主に以下に分類されます。
- インフラストラクチャサービス(IaaS)
仮想サーバやストレージ等、ハードウェアを
インターネット経由で提供するサービス - プラットフォームサービス(PaaS)
データベースやアプリケーションサーバ等のミドルウェアを
インターネット経由で提供するサービス - アプリケーションサービス(SaaS)
ソフトウェア等のアプリケーションをインターネット経由で
提供するサービス
AWSの主なサービス
AWSにはいくつものサービスが提供されており、私自身まだまだすべてのサービスを
理解できているわけではありません。
ただし、仮想サーバを構築していく上で、このサービスは必要だと考えるものはいくつかありますので、
今回はそちらを紹介していきます。
Amazon Elastic Compute Cloud(EC2)
EC2は、いわゆる仮想サーバのことです。
上記分類ではIaaSに相当します。
RedHat、Ubuntu、CentOS、WindowsServerなどのOSで仮想サーバを構築できます。
また、用途に応じて複数の仮想サーバを構築することができ、必要なリソースを割り当てることができます。
Amazon Virtual Private Cloud(VPC)
VPCは、いわゆる仮想ネットワーク構築サービスのことです。
上記分類ではIaaSに相当します。
任意のプライベートアドレスでサブネット分割を指定する、またインターネット用のゲートウェイを
設定するなど、VPNを構築することができます。
Amazon Simple Storage Service(S3)
S3は、いわゆるオンラインストレージのことです。
上記分類では、IaaSに相当します。
データやログの保管目的として使用可能で、無制限にデータを保存することができます。
Amazon Relational Database Service(RDS)
RDSは、いわゆるリレーショナルデータベースのことです。
上記分類では、PaaSに相当します。
MySQL、Oracle、SQLServer、PostgreSQLの商用DBを利用することができます。
今回は、AWSの概要とサービスのいくつかを説明しました。
次回からは、今回紹介したサービスを用いて、実際に仮想サーバを作成していきたいと思います。